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1:ベガスρ ★ 2012/12/26(水) 00:12:17.34 ID:???0
▼街に流れるクリスマス・ソングも、本日がピークである。商魂たくましい各種イベントにカップルで出掛けるのがよろしい。
デビュー40周年のユーミンの名曲「恋人はサンタクロース」に乗せて、ミドル世代が思い出すのは、 日本映画「私をスキーに連れてって」(1987年)だろう

▼クリスマス、新年、バレンタインの三大イベントに浮かれる軽薄な若者のラブロマンスと侮るべからず。
長引くデフレ不況下で、日本経済を支える個人消費復活のヒントがちりばめられている

▼三上博史さん扮(ふん)する主人公は昼行灯の商社マンだが、スキーの腕前は一級品。
気の置けない仲間と自動車レースにも首を突っ込む。独身者の気散じで可処分所得の利を生かし、 スキー&レースの二つの趣味に思う存分、お金を投じる

▼仕事がはけた週末の夜ともなれば、愛車で一路白銀の世界へ。仲間は四輪駆動車で雪の山中レースを繰り広げる。
燃費効率を考えず、ガソリン消費に一役買う

▼主人公の欠点が時代先取りの草食系。しかし、年末のスキー旅行で、会社の同僚役・原田知世さんに求愛し成就する。
当然、デート代がかかる

▼映画のヤマ場は長野・志賀−群馬・万座の夜間スキー。
冬季滑走禁止の危険コースだが、主人公らはハイテク装備で走破し、使命を果たす。
筆の向くまま書いてきたが、お気づきだろうか。消費は外出によって増すことを。
87caf
千葉日報 2012年12月25日 09:46
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